社会になくてはならない自動車というツールを整備する仕事は、決してなくなりません。
普段食べている食べ物・飲み物・衣類や寝具など、私たちの生活必需品ははすべてトラックに輸送されて手元まで届きます。
自動車産業を支えている建設車両が安全に走行できるように自動車整備士の存在があります。
自動車整備の仕事は豊かな社会を支えるトラックの運搬に欠かせない職業です。
もし、電気自動車や完全自動運転の車が増えていっても、自動車の整備は必ず必要です。
AIであっても自動車の整備はできません。
自動車整備のスキルをしっかりとみがき、キャリアを積み「自動車整備士」の資格を目指すことは、日本で働くだけではなく、母国でも他の国で働いたとしても、明るい未来が待っていることでしょう。
自動車整備分野の業務内容は、基本的に「日常点検整備」「定期点検整備」「分解整備」を行います。
●日常点検整備
・ウィンドウォッシャ液、バッテリー液、ブレーキ液などの残量チェック
・タイヤの空気圧、亀裂などのチェック
・エンジンのかかり具合や異音のチェッ定期点検整備 等
●定期点検整備
・ステアリング、ブレーキ、エンジン、サスペンションなどの各装置のチェック
●分解整備
・エンジン・ブレーキ・ギアボックスなどの重要部品を分解して行う整備・改造業務
また、基本の整備業務に加え、自動車整備業務に付随すると考えられるような関連業務も業務の対象となります。
他にも、基本の整備業務以外の関連する業務として、「整備内容の説明及び関連部品の販売」「塗装、洗車、車内掃除」「ナビ・ETC等の電装品の取付」「自動車板金塗装」なども業務に含まれます。
仕事を通じて自動車のメカニズムや整備についての専門的な知識と技術が身につくので、今までの「車が好き」という気持ちからよりプロフェッショナルな知識が身に付き、仕事に活かすことができます。
点検や修理の際に、お客さんから「なんだか調子が変だ」「この辺から変な音がする」と言ったときにも、勤続年数が長くなると、複雑なトラブルも解決法が分かり、効率的に修理できるようになります。
故障や事故で壊れてしまった車を、修理して元通りにしてくれた整備士はとてもありがたい存在です。また、車の相談をされたり、困った時に立ち寄ってもらえると、頼りにされている実感があります。
試験地 |
日本 ベトナム フィリピン |
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試験問題 |
学科試験と実務試験の2科目 試験時間は学科試験が60分、実技試験が20分 ・日本語(漢字にひらがなのルビあり)による実技試験を行います。(カタカナで表記される専門用語については英単語を併記します) ・試験は、コンピュータ・ベースド・テスティング(CBT)方式により学科試験及び実技試験を行います。 (注)コンピュータを使用して出題・解答するもので、受験者は、コンピュータ画面の表示される問題をもとに画面上で解答 |
受験申請 |
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