自動車整備分野の業務内容は、基本的に「日常点検整備」「定期点検整備」「分解整備」を行います。
主に・・・
●日常点検整備
・ウィンドウォッシャ液、バッテリー液、ブレーキ液などの残量チェック
・タイヤの空気圧、亀裂などのチェック
・エンジンのかかり具合や異音のチェッ定期点検整備 等
●定期点検整備
・ステアリング、ブレーキ、エンジン、サスペンションなどの各装置のチェック
●分解整備
・エンジン・ブレーキ・ギアボックスなどの重要部品を分解して行う整備・改造業務
また、基本の整備業務に加え、自動車整備業務に付随すると考えられるような関連業務も業務の対象となります。
●基本の整備業務以外の関連する業務
・整備内容の説明及び関連部品の販売
・塗装、洗車、車内掃除
・ナビ・ETC等の電装品の取付
・自動車板金塗装 等
この試験は、日本の自動車整備などの 企業に就職し 、 在留資格「特定技能1号」として、自動車整備分野で働きたい外国人に対し、評価を行う技能試験です。
日本の 自動車整備などの 企業に就職するためには、この試験の他に、日本語試験を受ける必要があります。
(日本語試験は、国際交流基金日本語基礎テスト(JFT-Basic)、または日本語能力試験(JLPT)のいずれかの合格が必要)
なお、技能実習2号修了者(自動車整備職種に限る)は、この試験と日本語試験のどちらも受ける必要はありません。
●試験は、試験日において 17歳以上で、在留資格を有している方であれば受験することができます。
●在留資格「短期滞在」をもって日本に在留する方でも受験が可能です。(中長期在留歴がなくても受験可能)
●在留資格を有していない方(不法残留者等)については、受験は認められません。
※ただし、試験に合格することができたとしても、そのことをもって「特定技能」の在 留資格が付与されることを保証したものではありません。
試験合格者に係る在留資格認定証明書交付申請または在留資格変更許可申請がなされたとしても、 必ずしも在留資格認定証明書の交付や在留資格変更の許可を受けられるものではないことに注意してください。
試験会場は、日本各地で開催していますので、自宅から近い会場にて受験が可能です。
試験日は、各会場にて異なります。
・日本語(漢字にひらがなのルビあり)による実技試験を行います。
(カタカナで表記される専門用語については英単語を併記します)
・試験は、コンピュータ・ベースド・テスティング(CBT)方式(注)により学科試験及び実技試験を行います。
(注)コンピュータを使用して出題・解答するもので、受験者は、コンピュータ画面の表示される問題をもとに画面上で解答をする。
特定技能評価試験の範囲は、自動車のシャシ、エンジンに関し、次に掲げる範囲とします。
科目 | 問題形式 | 問題数 | 試験時間 |
---|---|---|---|
ア:構造、機能及び取扱法に関する初等知識 イ:点検、修理及び調整に関する初等知識 ウ:整備用の試験機、計量器及び工具の構造、機能及び取扱法に関する初等知識 エ :材料及び燃料油脂の性質及び用法に関する初等知識 |
真偽法(○×式)とする | 30問 | 60分 |
科目 | 問題形式 | 問題数 | 試験時間 |
---|---|---|---|
ア:簡単な基本工作 イ:分解、組立て、簡単な点検及び調整 ウ:簡単な修理 エ:簡単な整備用の試験機、計量器及び工具の取扱い |
3課題 | 複数の設問を設ける | 20分 |
学科試験は正解数が出題数の65%以上、実技試験は得点合計が60%以上とする。
受講料:日本:4,300円(税込)
合格証明書交付手数料 16,000円(税込)
※なお、合格証明書交付手数料については、受入れ機関の負担でお願います。
試験実施後30日以内を目途に、日本自動車整備振興会連合会のwebサイト「8:試験結果」にて試験合格者のID番号を公表します。
※試験問題の内容、正解等に関する問合せには一切応じられません。
※合格者と受入れ機関で雇用契約が結ばれることが決定した場合は、受入れ機関を通じて受験者に試験合格証明書を交付します。
合格者と受入れ機関で雇用契約が結ばれることが決定した場合は、受入れ機関を通じて受験者に試験合格証明書を交付します。
申請にあたっては、特定技能評価試験合格証明書交付申請書に必要事項を記入し、次の書類を添え、メールにより申請します。
特定技能評価試験合格証明書交付連絡票
合格者が受入れ機関と雇用契約を締結したことがわかる書類のコピー
また、合格証明書の交付があった場合は、後から送付される請求書に記載されている口座に交付手数料を振り込んでください。
●特定技能評価試験 合格証明書交付申請書(Word)
●特定技能評価試験 合格証明書交付申請書(Exsel)
日本自動車整備振興会連合会のwebサイトに設ける専用の予約受付サイトから受験を申し込みしてください。
受験申込サイトは、英語と日本語が選べます。
●受験申請サイト(PROMETRIC)のユーザーガイド(日本語)
●ユーザーガイドの特記事項(日本語)
●User Guide for the Test Application Site (English)
●User Guide [Special Notes] (English)
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