皆さんが日本にくるときに必ず利用する空港。
日本にはどれぐらいの空港があるか知っていますか?実は日本全国で97か所もあります。
その中でも国際線が1番多い「成田国際空港」では、コロナ前で1日平均724便・国際線だけでも年間3670万1960人が利用していました。
コロナの状況も回復に向かうなか、日本国内の利用者はもちろん、海外からの利用者もまた元の状況にもどりつつあります。
その中で、成田国際空港は1年間の発着容量を現状の30万回から50万回まで拡大することを目指して、2029年までに滑走路を延ばしたり増設する計画が立てられています。
離発着が増えるということは、もっと空港の利用人数が増え、空港は今まで以上に活発になるということです。
例えば、一人の利用者が1つの手荷物をもっていて、1年間に100万人増えたとしたら・・・
今の現場の人数ではまったく足りないことが分かってもらえるかと思います。
空港ではたらくには2つの業務に分かれるのですが、そのうちの1つが「空港ハンドリング業」です。
・航空機を駐機場へ誘導や移動をさせる
・お客さまの手荷物や、貨物の仕分けをする
・お客さまの手荷物などを、パレットやコンテナ等へ積む
・航空機へパレットやコンテナに積みこんだり下したり、解体する
・機内席のそうじをしたり、忘れ物などの検索をしたり、必要な備品の補充をおこなう
・航空機体機のそうじ
これらは「空港ハンドリング業」の業務となります。
これ以外にも普通の事務作業や、雪がふる地方では作業場所の雪をのぞくなども仕事に含まれます。
航空機の整備などは「航空機整備業」が行うため、別の特定技能評価試験を受験しなければいけません。
空港ハンドリングの仕事は、パイロットやキャビンアテンダントのように表向きの仕事ではありません。
お客さまからは見えないところで仕事をするので、直接「ありがとう」といわれることはほとんどありません。
しかし時間通りに航空機が出発できるのは、空港ハンドリングのような裏方スタッフがみんなと協力して無事に出発できるように作業を進めたり、事故がなく安全なフライトのために1人1人が注意深く作業をしているからです。
時間通りに仕事がすすまなければ重大なトラブルに発展してしまう可能性もあり責任は大きいですが、航空機やお客さまの安全を確保するための重要な業務なので、きっと大きな自信とやりがいにつながるでしょう。
また、お客さまでははいれない場所での仕事になるので、機体や離発着を近くで見ることができることは魅力的な要素の1つです。
試験回数 |
年に6回を予定(2022年度は、5月・8月・10月・11月・12月・2月に試験実施済) |
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試験地 |
1試験につき1か所 例(2022年度実施分):東京(5月・8月・11月・12月・2月)・大阪(10月) |
試験問題 |
全て日本語(専門用語については他の言語で記載することもあります) 筆記試験と実技試験の2科目 試験時間は75分 |
受験ネット申請ページ |
受検をするときには事前に申請が必要となります。 申請ページは、開催が決まり次第、申請URLのリンクが追加されます。 最新情報はホームページにて確認をしてください。 |
試験回数 |
各国で年1回程度 |
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試験地 |
モンゴル(ウランバートル) フィリピン(ダバオ/メトロ・マニラ) |
試験問題 |
全て日本語(専門用語については他の言語で記載することもあります) 筆記試験と実技試験の2科目 試験時間は75分 |
受験ネット申請ページ |
受検をするときには事前に申請が必要となります。 申請ページは、開催が決まり次第、申請URLのリンクが追加されます。 最新情報はホームページにて確認をしてください。 |
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